startup grind Tokyo

2019年2月18日に、シリコンバレーベンチャーズ代表の森若幸次郎は自身がCo-Chapter Directorを務めるStartup Grind Tokyoにてシリコンバレーで活躍中のMichelle Messina氏と対談しました。

 

 

Startup Grindは、「help others, give first, make friends」を理念とし、全世界120カ国、350都市、100万人の起業家を繋ぐ、世界最大級の起業家イベントです。こちらの日本唯一のチャプターであるStartup Grind Tokyoでは、毎月渋谷にあるPlug &Play Shibuya powered by 東急不動産にてFireside Chatを開催し、名のある起業家や経営者をゲストに招き、これからスタートアップする起業家のために「将来を見据えたビジネス展開のアドバイス」、「経営を行っていく上でのマインドセット」、「今だから言える裏話」等をお話して頂いております。

 

 

シリコンバレー在住のMichelle Messina氏は、スピーカー・エンジェル投資家・数々の事業を手掛ける起業家・起業家精神、スタートアップ事業の促進、エコシステム・アーキテクチャに携わる作家として幅広く活躍していらっしゃいます。

グローバルに研修を手掛けるコンサルティングファーム「Explora International LLC」のCEOであり、ビジネスエコシステムなどに対する優れた研修プログラムの総称である2004年の「Silicon Valley Best Practices Training Programs」を手掛けたパイオニアでもあります。

65カ国以上において事業に携わり、開発経済・戦後経済・移行経済を含むビジネスエコシステムの開発に関して、国際政府機関に対し定期的にコンサルテーションを行う傍ら、ピッチ指導を行う専門家として、企業のピッチ指導を担当し、マイクロソフト主催の「Microsoft Imagine Cup 2017」を含む「Startup Grind 2017 & 2016」「LeWeb 2013」他多数のイベントにて、数多くの企業を優勝に導いた実績をお持ちです。

ベストセラー本「Decoding Silicon Valley: The Insider’s Guide」の共著者でもあります。

 

 

今回は、英語で対談させて頂いたのですが(日本語通訳付き)、どんどん話が盛り上がり、何度も笑い声が上がる楽しい対談となりました。以下に、少しだけ内容をご紹介致します。

 

シリコンバレーと東京のスタートアップの違い

シリコンバレーのスタートアップは、海外マーケットも視野に入れて大きく物事を考えており、資金や経験も豊富である。日本はチームに日本人だけのことが多く、それぞれのビジネス経験も良くてもアジアまでの場合が多い。

 

ピッチをする際の3つのポイント

①明確に短く話すこと 

②聴き手を知ること 

③自分のエネルギーや情熱を使って人々を巻き込むこと

今まで見た中で良かったのは、台湾の人のピッチで、制限時間が3分あったにも関わらず、2分間で明確に自分の会社について伝えることができていた。

 

日本のスタートアップをよりグローバルにするためのアドバイス

もっと好奇心を持って、人に何をやっているのか質問をすること。そうすれば、見込み客を話せるようになる。ビデオ通話でも対面でもいいので、人と話すためのスキルを磨くこと。海外の人に会いに行く場合は、その前に何度もビデオ通話等を通してコミュニケーションを取っておいた方がいい。

日本人はシャイな人が多く、初対面の人を笑わせたりすることが苦手かもしれないが、シリコンバレーでは、50%は海外から来た人々で人と違うことを良しとしているので、これまでの歴史にとらわれずにオープンになると良い。

 

会場では、直接ゲストスピーカーに質問をしたり、他の参加者の皆様と交流することができます。

 

最後に集合写真を撮りました。愛りがとうございました。

 

★全ての内容(質疑応答以外)をお聞きしたい方は、こちらからご覧くださいませ。Michelle Messina氏の経験談など、ブログには載せきれない話が盛りだくさんです。(英語対談、日本語通訳付き)

 

★森若が執筆しているりそな銀行のコラムにも対談の様子がまとまっておりますので、ぜひこちらお読みください。

 

Michelle Messina氏のベストセラー本「Decoding Silicon Valley: The Insider’s Guide」にサインを頂きました。

 

Michelle Messinaさん、シリコンバレーからご来日頂き、愛りがとうございました!

 

執筆 Silicon Valley Ventures メディア事業部