株式会社シリコンバレーベンチャーズ
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【実績紹介】3日間 イントレプレナー育成プログラム at 富士ゼロックス様

シリコンバレーベンチャーズ代表の森若幸次郎がイノベーションコンサルティングとして行った仕事の実績をご紹介させて頂きます。

 

【実績紹介】3日間 イントレプレナー育成プログラム at 富士ゼロックス(2016年1月21日〜1月23日)

目的:全国の各事業所から選出された将来を担う若手リーダーおよび新規事業開発者の育成

内容:イノベーションコンサルティング、講演、講義、ビジネスコーチ、ビジネスピッチの審査員

 

1日目

16:00-17:00 

【講演】シリコンバレーに学ぶ、富士ゼロックス発グローバルイノベーションの実現 

    〜ハーバード流リーダーシップ / スタンフォード流アントレプレナーシップ〜

まずはじめに、シリコンバレーの成り立ち、イノベーションエコシステムの重要性、スタートアップの作り方、テクノロジートレンドなどについてお話しさせて頂きました。富士ゼロックスのリソースを活用し、社会課題を解決する新規事業開発に繋がれば幸いです。

 

全国から選出された若手リーダーや新規事業開発者の皆様の真剣な眼差しに、話にも熱が入りました。マネージメント層の方々もご参加されました。

 

■2日目

10:00-11:00

【講義】マーケティング 、ハーバード流問題解決方法、イノベーション創出するためにデザイン思考を用い、どうビジネスをするか

 

” マーケティングとは、お客様にとって一番ベストなタイミングで、一番必要で、一番欲しいものを提供することである。”                            

 森若 幸次郎

 

ハーバードビジネススクールで学んだ根本原因分析(Root Cause Analysis)を使用し、問題解決のアプローチをお伝えしました

 

根本原因分析(Root Cause Analysis)とは、問題解決の手法で、「なぜ、そうなったのか」を問い続けることで、根本的な原因を分析することです。

著書「ハーバードのエリートは、なぜプレッシャーに強いのか?」に詳細を記しておりますので、一部抜粋いたします。

前章で、「ハーバードでは常に問題解決を追求している」「問題解決に優れたリーダーを輩出することで世界一の称号を不動のものにしている」とお伝えしました。問題を解決し、よりよい社会を作る。それは非常に地道な手続きによって支えられていました。

PLDで、私は問題解決の具体的なメソッドを学ぶことができました。それは「Root Cause Analysis」と呼ばれている手法です。直訳すると、根本(Root)の原因(Cause)を分析する(Analysis)という手段から成り立っています。問題を解決する上で一番大事なのは、問題の根本に何があるかを探り当て、それを解消することです。問題の根本を見つけるにあたっては、適切な手法があります。具体的には、問題となっている事実に対して「WHY(なぜ)」を問いかけながらさかのぼっていくというものです。

私の本では、具体例を挙げて「根本原因分析」を行う際の流れについてもお伝えしております。ご興味のある方はこちらからご高覧頂けたら有難く思います。

 

最後に、イノベーションを起こすには、デザイン思考を使用することが大切という事も述べさせて頂きました。

 

13:00-17:00

【グループワーク】 参加者をチームに分け、アイデアを生み出すグループワークおよび各グループへのコーチング、素晴らしいアイデアから生まれるビジネスについてのサポート

 

CEO、CTO、CFO、CMO、COOの5人のリーダーたちが同じビジョンを共有し、サービス開発、リリースを行うことは、非常に重要です。

自分が実際に、シリコンバレーのスタートアップの CEOだったらどのようにビジョンを打ち出して、優秀な仲間を集めて、ビジネスをスケールしていくだろうか。自分が、シリコンバレーのCTOになったらどのようにCEOのアイデアを形に落とし込んで、製品化していくだろうか。そのように考える経験を通して、世界を変える大きなビジネスアイデアを生む練習をして頂きました。

 

真剣なディスカッションの間にも笑い声が溢れ、アイデアが練り上がる活発なグループワークとなりました。

自然にイノベーションを創出するカルチャーが生まれ、CXOとしてメンバー一人一人が主体的にアイデアを出しながら、一丸となって優勝をを目指す上で、チームビルディングの強化にも繋がりました。

 

■3日目

11:00-12:00

【講義】効果的なプレゼン、ピッチのやり方

スティーブ・ジョブズ氏のスピーチも参考にしながら、シリコンバレー流のリーダーの話し方について解説しました。ビジネスプレゼンテーションの極意にも触れました。

 

13:00-17:00

ビジネスピッチ大会

それぞれ素晴らしいビジネスアイデアをご披露されておりました。特に優秀なピッチをされたグループには、賞状をお渡しさせて頂きました。

 

■受講後の感想(一部抜粋)

「3日間ありがとうございました!大変勉強になりました。今後プレゼンするときはジョブズになりきろうと思います!」

「ジョンさん3日間ありがとうございました! 運営側としても貴重な経験をさせて頂きました! また近々お会い致しましょう! innovation!!!」

 

ビジネス発表会の後、最後に、全員で集合写真を撮りました!

 

■イントレプレナー育成プログラムを振り返って

 全国の各事業所から選出された将来を担う若手リーダー育成、新規事業開発者向けの3日間の研修ということもあり、ご期待に応えられるように、国内外で学んできた事を全力でお伝え致しました。講演・講義・グループワークによるアイデア力の向上・ビジネスピッチの練習およびビジネス発表会での実践と盛りだくさんの内容でしたが、時間が経てば経つほど元気になられる姿や練り上がっていくアイデアに感動致しました。

 日本にいたら、まず日本のマーケットを取り、アジアに出て行くとなりがちですが、最初から世界中のマーケットを視野に入れて、シリコンバレー発のビジネスのように、自分たちもイノベーションを起こせると思うことも重要だと思いました。

 富士ゼロックス様のようなグローバル企業から、社内起業家(イントレプレナー)がたくさん生まれることにより、世界をより良くするイノベーションがグローバル規模で起こせると確信しました。

 このようなイベントを通して、大企業の幹部はじめ新規事業担当者が、スタートアップのマインドを理解し、協業を行い、大企業のオープンイノベーションが活性化されたり、新規事業開発が加速されるお手伝いを今後とも取り組みたいと思います。

 

 

 期間や目的等のご要望に応じて、臨機応変に対応させて頂きます。

 スタートアップ・アントレプレナー関係者様はもちろん、社内でイノベーションを起こす風土作りを行いたい経営者様やオープンイノベーションの担当者様、社内企業をお考えの方はぜひお問い合わせからご連絡ください。

 イノベーションを起こすために必要なシリコンバレー流のマインドセットやチームビルティング、ハーバードビジネススクール流リーダーシップや問題解決方法などを、講演・講義・ワークショップなど目的に合わせた方法でお話し出来ます。

 

仕事依頼はこちらからお願い致します。

 

 

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毎月、フォーブス、りそな銀行、日刊工業新聞でコラムを寄稿させて頂いております。

Forbes JAPAN 「イノベーション・エコシステムの内側」https://forbesjapan.com/author/detail/1115

りそな銀行「イノベーションの森」
https://resonacollaborare.com/tag/イノベーションの森/


りそな銀行「イノベーションの哲学」
https://resonacollaborare.com/?s=イノベーション哲学

日刊工業新聞「グローバルの眼」8月号 (Webでも紙面でも両方お読み頂けます)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00526233

 


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執筆 Silicon Valley  Ventures メディア事業部